教育へのピラミッドアプローチ®(PAE®)は効果的な学習環境を作り、学習を指導する際に必要な要素を組み合わせた総合的なフレームワーク(枠組み)です。アンディ・ボンディ博士(Ph.D.)によりデザインされ、機能的な(役に立つ)応用行動分析(ABA)の概念が基本となっております。ピラミッドアプローチは教育、事業所やご家庭、そして一般社会の中で教えるという立場にある人々誰にでも使っていただける様々な要素をまとめたフレームワークです。この独特な指導方法は発達遅延や知的障害、自閉症、コミュニケーションをとるのが難しい方々やその他の学習障害がある様々な年齢の方々にとって役立つ方法です。
学習者の結果を最大限に広げるためには、何を教えるのか、どうやって教えるのかなどの情報だけでなく、それらの要素を全てまとめてくれるレッスン計画が必要になります。ピラミッドアプローチはどのような順番でどのような要素を取りかかるべきかを決める鮮明なガイドとなります。本物のピラミッドがピラミッドの形作りを始める前に強固な土台作りから始めないといけないのと同じで、ピラミッドアプローチは教育に関する科学的な研究をベースとした強固な土台から作り始めます。
ピラミッドアプローチは構造的な要素と指導の要素をきっちり分けるところから始まります。
指導の要素はピラミッドの側辺になり、効果的なレッスンを作るために必要な情報になります。側辺の要素とは:
これらすべての要素にはデータを基にした判断が含まれ、系統的なデータ収集と分析が必要になります。すべての要素がそろうと、スタッフ、保護者、そして生徒の成功につながります。教育へのピラミッドアプローチを実践することにより、効果的な学習環境を作り上げることができ、それによって自立が促され学習の成果が上がります。
ピラミッドアプローチは、“なに”を教えるかより、学習の“なぜ”と“どのように”教えるのかに焦点を置くことで、それぞれの学習者のプログラムを学習のゴールを達成するために個別化することができると考えます。
ピラミッドアプローチを使って効果的な学習環境をつくりあげる方法についての詳細は、教育へのピラミッドアプローチトレーニングのワークショップにぜひご参加ください。