アプリのデモの映像を見ることや、使用ガイドのダウンロード、ワークショップへの受講受付、その他学習者がPECSからPECS IV+アプリへの移行を開始するためについての情報。
PECSの開発者によるデジタル形式のコミュニケーション解決策:
- ユーザーがコミュニケーションをとるために必要なカスタマイズされたデジタルPECSの中敷きが最大30ページまで作成できます。
- 従来のPECSコミュニケーションブックと似ている
- 発語を促すために特別に設定された時間遅延機能
- カスタマイズ可能なアプリ内の音声は発語がまだのユーザーのために発します。
- 利用可能な言語:英語、スペイン語、ポルトガル語(ブラジル)、フランス語、ドイツ語、ギリシャ語、イタリア語、韓国語、中国語、ポーランド語、ポルトガル語、ルーマニア語、ロシア語
紹介
デモの映像
従来のPECSから音声表出機器への移行に関するガイドライン
PECSIV+アプリについてアンディ・ボンディ博士 と ロリ・フロスト , MS, 言語病理聴覚士 による解説
詳細
説明と機能について
アプリの機能が改善され2022年に更新されました!対象とされている学習者の方は従来のPECS®コミュニケーションブックからハイテクな音声表出機器(AAC)に移行する準備ができているのでは?従来のPECSのコミュニケーションブックを使用されていてPECS® (絵カード交換式コミュニケーションシステム)のフェイズIからIVを習得した学習者にとって、PECSIV+アプリはハイテクの次のステップとなります。 あらゆる環境にて使用できるよう考慮されおりPECS IV+アプリは使用者が最大30ページものデジタル式の中敷きに収納できる数多くの絵カードを使用して専用の文カードTMへ文構成をし、アプリ内の音声にて表出するこができます。
PECS IV+アプリの特色:
- 従来のPECS®ブックの様に、カラフルでタブ付きの中敷きページにマジックテープや文カードがあり、PECS IV+ブックを学習者の従来のPECS®ブックと同じように設定することができます。
- 従来のPECS®のコミュニケーションブックと同じように、タブ付きページから絵カードをドラッグして文カードに置くことができます。
- ページのタブをスクロールまたはタップすることでページを切り替えることができます。
- 絵カードを削除することなく文カード上の絵カードの順序を並びかえることができます。
- 文カード上の絵カードをボタンを一つ押すだけまた、中敷き方向へスワイプして絵カードを戻すことができます。
- 1000枚以上のPECSの絵カード集(Pics for PECSTM)の絵カードが含まれてきます。
- PECS®の指導法にある一定時間遅延プロンプトによって音声表出を遅延する機能も組み込まれています。
各ブックのカスタマイズ:
- 専用の述語ページを1回タップすることで開けたり閉じたりできます。
- タブ付きの中敷きページを1~30ページ作成することができます。
- 各ページに28枚の絵カードを収納することができます。
- 各ページのマジックテープの数、色、カテゴリーのアイコンや各ページ上の絵カードの数をカストマイズすることができます。
絵カードのカスタマイズ:
- Pics for PECS®に含まれている絵カードを使うか、個人の写真ライブラリまたはウェブから絵カードを追加することができます。
- 絵カードの文字の変更可能。
- 画像の文字を上または下に配置するか、絵カードから文字を削除することができます。
- 絵カードのサイズを変更できます。
- Pics for PECS®のライブラリに検索機能があります。
音声:
- カスタマイズ可能な合成された音声(AV音声シンセサイザー)を使うか、自分の声を録音することができます。
- 学習者の発語の機会を促すために研究にて実証されている一定時間遅延プロンプトを可能にする機能が含まれています。
カスタマイズするために設定されているプロファイルを選択するか、新しいプロファイルを作成する:
- 絵カードを動かす方法:タップ、ドラッグまたタップとドラッグの両方
- 文カード上の絵カードを元に戻す(リセット)方法
- 文カードを左から右、または右から左に読む
- 文カードを読むタイミング:各絵カードが選択される度に、または文カード完成後に音声表出のボタンを押したとき。
前提条件となるスキル
ピラミッド教育コンサルタントは機能的コミュニケーショントレーニングを開始する際にアプリや音声表出機器などを使用して始めることはお勧めいたしません。なぜなら、この様なハイテク機器はコミュニケーションには不可欠である、そしてPECS®の根本理念である対人相互作用を必要としないからです。機能的コミュニケーショントレーニングは従来のPECS®のブックを使って始めるべきです。研究によると多くの学習者は3ヶ月から9ヶ月以内でPECSの手順にあるフェイズIからIVをローテクのPECSを使用して習得できると発表されています。
始める準備
入門ガイド
入門ガイドはここからダウンロードできます
PECS IV+アプリでPECSブックを設定する方法
ワークショップ
PECSから音声表出機器へ移行するワークショップ
PECSから音声表出機器へ移行するワークショップ
対象とされている学習者は音声表出機器へ移行する準備ができましたか?音声表出機器の選択や学習者を従来のコミュニケーションブックから音声表出機器へ移行するサポートが必要ですか?PECSから音声表出機器のワークショップについての詳細はこちらから参照ください。
オンライン/現場でのコンサルテーション
オンライン/現場でのコンサルテーションでは追加のサポートを受けることができます。コンサルテーションについてはサポートサービスのタグからご覧ください。
ワークショップ
保護者からの感想
PECS IV+アプリにとても満足し、このアプリを開発されたピラミッド社の人々にこのアプリが私の私生活をどのように変えたか伝えさせてください。
自閉症の5歳児の息子ニールは2歳半のころから特別支援学校と家庭とでPECSコミュニケーションブックを使用しています。彼はPECSのフェイズVのユーザーです。ニールは発語はありませんが、定期的に約200ほどの単語を使用し、文章、指示をよく理解しています。私はいつも写真を撮り、印刷し、それらをカットしてラミネートし、自宅だけでなく屋外でもブックを持ち歩くことに非常に積極的でした。彼の単語が増えるにつれて、ブックは大きくなり管理が少し難しくなりました。また、親として、ニールが何らかの音声表出機器を使用できるかどうか常に望んでいました。iPadで絵カードメーカアプリを試してYouTubeで見たい曲を選択できるようにしましたが成功しませんでした。他の音声表出機器も彼にはふさわしくありませんでした。
そして2か月前にPECSがこの新しいアプリをリリースしたことを知り、これを手に入れるのに待ちきれませんでした。そこで、専用のコミュニケーション機器として使用するためにiPad mini を購入し、PECS IV+ アプリをインストールしました。ニールは30分以内にアプリの使い方を学びました。8週間近くがたちニールは自発的にiPad miniを手にして男らしい声で欲しい物を要求することができます。彼は話し言葉を覚えるのが得意なので、音声合成機能が単語を発してくれるので、ニールは新しい絵カードを覚えやすくアプリの方が彼にとっては良い方法となっています。
写真を切ったりラミネートしたり20ケ月の子供がブックから絵カードを失うことを心配する必要はもうありません。このアプリは素晴らしく、文字通り私たちの人生を変えました。私たちはいつでもどこにでもこれをもって歩いています。
私はこのアプリを開発された全ての人々に何度も何度も感謝を伝えたいです。ステイ―ブン・ホーキンの様に私たちのニールも今声を持っています。
敬具
リトゥ・イエール
PECS IV+に関した感想を提出
皆さんのPECS IV+アプリの感想をapps@pecs.com までご連絡ください。