説明
Androidスマートタブレットに対応 およびApple iPad
PECSTalk™は、自閉症スペクトラムを含む複雑なコミュニケーションをお持ちの方々により利用されている、拡大代替コミュニケーション(AAC)のアプリです。エビデンスに基づいたPECS®(Picture Exchange Communication System®)の開発者により考案されたこのハイテクな音声表出機器は、利用者の方々が使いやすい様にカスタマイズできます。Pics for PECS™にある全ての画像が利用でき、PECSTalk™アプリは、複数の音声表出の選択肢を持ち、複数の多国語に対応し、 、複数の多国語にできるこのアプリは学習者のニーズに合わせてカスタマイズすることができます。
PECSTalk™を使えば、ユーザーは専用の述語™ページから複数の画像を使って文カード™上に文章を作成することができ、最大30ページのデジタル中敷きを作成し、アプリ内の音声で表出することができます。このデジタル版の表示は従来のPECSコミュニケーションブックのレイアウトに似ていますが、音声表出機器(SGD)のよるさらに多くの語彙が収納できるようになっているのが特徴です。
PECSTalk™アプリは、要求したり、質問に答えたり、コメントしたり、質問する際に使用できます。絵や画像、そして文字での表出を音声での表出に機械が変換してくれることにより、PECSTalk™アプリは発語がない学習者により一層力を与え、学校、家庭、職業、地域社会での社会参加が十分にできるようになります。
利用可能な言語: 英語、ブラジルポルトガル語、フランス語、ドイツ語、ギリシャ語、イタリア語、日本語、韓国語、ポーランド語、ポルトガル語、ルーマニア語、ロシア語、簡体字中国語、スペイン語
PECSTalk™アプリの特徴
- 見た目は従来のPECSコミュニケーションブックと似ていて、マジックテープが付いた様々な色のタブ付き中敷きと文カード™を、学習者が現在使っているブックと同じように設定することができ、語彙の増加や文法の拡張に対応できるデジタル版のPECSコミュニケーションブックを作ることができる
- Pics for PECSに収納されている画像全て利用する事ができる
- ユーザーが画像をカスタマイズして作成できる
- バックアップと復元:使用中のデバイス上にまたは、クラウドにブックをバックアップし、複数のプラットフォームやデバイスで共有できる
- ページがスクロールできる
- ダメシール貼り付け機能– 画像を隠したり消したりするのではなく、現在利用できないアイテムや活動であることをダメシールを画像に重ねることができる
- 2ヶ国語のブックが作成できる
- 従来のコミュニケーションブックの様に絵カードをタブ付きページから文カード™へ移動することができる
- 中敷きページのタブをスクロールしたりタップすることで、ページを切り替えられる
- 画像を削除せずに文カード上にある画像を並べ替えることができる
- ボタン1つで文カード上の文章を削除、またはスワイプして各画像を削除して中敷きに戻すことができる
- アプリ内音声の一定時間遅延など、PECSの指導法が組み込まれている
各ブックのカスタマイズ:
- 述語専用ページをワンタッチで開いたり閉じたりする
- 1~30のタブページ(1ページあたり最大28枚の絵カード)の作成、各タブページにつき、3ページにわたりスクロール可能なタブページ
- 各ブックに2500の絵カード収納可
- マジックテープ®の数、中敷きの色、カテゴリーアイコン、各ページの絵カードの数で各タブをカスタマイズできます
絵カードをカスタマイズ:
- Pics for PECSの画像(フルセットが含まれています)を使用するか写真ライブラリやインターネットから画像を追加します
- 絵カードの文字とサイズを変更する
- 絵カードの上や下に文字を入れたり、文字を削除する
- Pics for PECSライブラリの検索機能を搭載
音声合成表出:
- 付属の合成音声を使うか、自分で録音する
- 文カードの「読み上げ」に、研究に基づいた一定の時間遅延を取り入れ、生徒が話す機会を作ります
付属のプロファイルから選択するか、新しいプロファイルを作成してカスタマイズします:
- 写真の移動方法:タップ、ドラッグ、またはその両方
- 文カード上の絵カードを元に戻す(リセット)する方法
- 文カードページの表示
- 文カードを左から右、または右から左に読む
- 文カードを読むタイミング: 各絵カードを選択する際、または文カードが完成した後に 「話す 」ボタンを押すとき
学習者の使用状況を追跡 :
- 学習者が日々作成した文カードの文章のリスト
- 最も頻繁に使用された絵カードの週ごと、月ごとの分析
基礎的なスキル
ピラミッド教育コンサルタントでは、複雑なコミュニケーションを持つ学習者の方々全員に、どの機械とコミュニケーション様式が最も適しているか判断するために、音声表出機器(AAC)の評価(アセスメント)を受けることを推奨しています。弊社では、PECSの指導法を通して機能的なコミュニケーションのトレーニングを始めていくことで、学習者がハイテクAACアプリや音声表出機器を使用する前に、自発と社会性の基礎のスキルを身につけることができるようになると、研究でも裏付けられています。また、多くの場合、従来のローテクPECSブックを使ってフェイズIからIVまでのPECSの手順を3~6ヶ月で習得された方々の中で、多くの学習者が十分な発語を発達されたため、ハイテクのAACを必要としないことも研究により明らかになっています。
